2013年07月24日

発展途上国 日本

日本とアジア 情報化社会編(30)

最終回です。
農業の時代、産業の時代と経過して、いま迎えた情報化の時代。
地球化(グローバリゼーション)は、避けようもありません。
情報30.JPG
それは、個人がいろいろな集団の個人とつながり、競う個人戦の世界。
国や企業が、次々と戦士を繰り出して集団戦を戦った産業の時代とは全く異なる世界です。
求められるのは、一人ひとりの創造力、伝える力、主張する強さ――。
このような市民の形成という点で、日本が、いいようもなく発展途上国だということ。
振り返れば、縄文人と弥生人、それに若干の渡来人を加えただけのモノカルチャー国家。
「和をもって貴しとなす」が出発点のわたしたち。
産業の時代の大成功を実現した、わたしたちの同質性への偏向。
しかし、時代は変わりました。
新しい人物像が求められています。
    (完)
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posted by Yoshimura_F at 07:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 卒業論文集
この記事へのコメント
初めての書き込みです。
旭町3丁目に住んでいます。
よろしくお願いします。

昨日、NSNの会合(一笑会)で奥様にお会いしこちらのサロンを紹介されました。そしてYゼミ卒論に迷い込みました。
現在の青年がこのような発信ができるとは意外でした。関心を持ちました。
ところで私は日本は別の面で発展途上国とだと思っています。文化よりも貨幣換算価値ですべてを評価される国に成り下がったとの思いです。オリンピック誘致と都心地区の超高層ビル群はまさに発展途上国の姿です。なぜこんなのが嬉しいのだろうか。TVのはしゃぎようは尋常ではない。そして口先だけの「強い国」の言葉に危うさを感じます。

お店に伺った時にはよろしくお願いします。
Posted by 浅見真一郎 at 2013年09月22日 05:39
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