2013年07月22日

日本はどうなる?

日本とアジア 情報化社会編(28)
かつて1億総中流といわれた日本。
産業の時代に世界をリードした日本。
情報28.JPG
それを実現したのは、(均質で、同じ情報・モノを共有し、従順な) 国民国家型市民。
集団戦には、圧倒的に有利でした。
その背後に、「頼れる国家」、「頼れる企業」がありました。
しかし、あたらしく迎えた情報化時代。
個人戦を戦う、(多様で、国際社会で主張できるタフな)情報社会型市民が求められます。
「国民国家型市民」から「情報社会型市民」に、わたしたちは変われるでしょうか?
個人戦の時代はまた、家、企業、クニといったもろもろの「集団」が希薄化する時代です。
産業の時代に有効だったクニの仕組み(代議民主制)が、しだいに機能しなくなっているようにもみえます。
新しい仕組みが生まれるでしょうか?
産業の時代、safety netは、家、企業、国家といった集団に任されていました。
その集団が希薄になる時代。
新しいsafety netはどこに求められるのでしょうか?
posted by Yoshimura_F at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文集
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