「バラバラ社会」の現実
わたしたちがアジア諸国を見て、おかしいと感じること。
「理解不能」と思うこと――汚職・強権体質、格差、お役所仕事、因習、衛生問題、etc etc.
その多くは、日本とは違う「バラバラ社会」で説明できるように思います。
「クニ」と「民」が、バラバラ。
「民」が、民族や宗教、地域(言語)でバラバラ。
そんな、バラバラ社会。
「民」にとって、他者であるクニ、「公」。
だれが信頼します? だれが頼ります?
頼れないクニ。
すると、頼るのは――おカネ、コネ。
そして、確かな仲間――結局、同族。
すると、全体はますますバラバラ。
他方、クニからみれば、他者である「民」。
そして、クニとは、公務員集団とその周辺のこと。
腐敗も強権も、必然です。
(日本も?? とはいえ、一度は産業社会を経験しました)